20130706 白石長利 2

今頂いたお話の中で共通するのは対策、というキーワードで、例えば今政府が取り組んでいる、あるいは東京電力の賠償とかについては、どう思われますか?

まぁ勝手にやってなって、っていう話になっちゃう。もう、それは、政府の人もそうだし、なんでそんなことで、論議してる時間があんのって逆に俺は思う。首都直下型が来る確立ってのが出てんだから、まぁ当然ね、被災地の事考えるのはそれはもう当然のことであって、次の対策を練っとかないと、また、後手後手に回って、うん、まぁ自分のことしか考えてないっていうかね。被災地のことを考えているようで、結局は考えてないというか。だからもう、なっちゃったことはしょうがないし

20130706 白石長利 1

例えば露地栽培されたものあるいはハウスで栽培されたものでも、お客様からのフィードバックとか、あるいはお声とかって頂く事はやっぱ多いですか?

まぁ震災前はそれで順調にそういういい流れで来てたっていうのは事実で、ほんと震災に遭ってからは、一時期はほんと、こっちでも、出荷停止だとか、結局、触ってもいけないっていう風な状態だったんで。原発事故後は、でもだんだん4月、5月ってなって、検査、クリアとかいうふうになってきた時に、じゃあいざ始めようかって思ったときにこの地元はもうダメでした。ゼロ。逆に今までのお客さんも「いや〜」っていうからもうマイナスの状態ですよね。でも逆にそこでまぁ当然だよな。自分がもし買う立場だったら、ちょっとはそこは一歩引くっていうか。で、まぁそれは別にその人を恨むとか、そういうことはなかったですけど、逆に今度はあの、イベントとかで東京とかそういうとこで今度応援しますってなって。だからそのものを地元からじゃあとりあえずは東京のほうに持ってって、っていう感じで、まぁ販売できたので。確かにね、地元で売れないからダメだってへこむ人もいましたけど、だったら売れるとこにもってって売れば良いだけの話だとっていう。

Muto Toshio and Ai 4

「福島県産トマトでもうだしていない。」「地域のブランド名でだしてるんですね。」
「ただ、一部のスーパーマーケットでは福島県産を全部拒否している。」
「学校のPTAさんたちが、福島県産はいやですっていう人が多い」

Muto Toshio and Ai 3

“近所付き合いがないじゃないですか。マンションに住んでても基本となりはわからない。”
“本当に自然のなかで自分で発見してやっていく環境っていうのも田舎のほうがやっぱりあるかな”

130525 Muto Toshio and Ai 1

放射線がもれたっていうのがわかったのが3月15日なんでそれが直接田んぼとか畑とか野菜に影響するとは思ってなかったんで。で距離も原発から離れてるし途中6月7月に大問題になってたときはさすがにちょっとやばいかなと。思ったんですけど、思ったけど、ミニトマト作りたいほうが優先してたんで。

20130518 大野達弘 5

(質問:やっぱり有機栽培ですと、健康意識が高いお客様が多くいらっしゃって、原発事故後その方々との関わりがなくなってしまったという有機農家の方もいらっしゃったのですが・・・)

“(当然それもあったし、ただ、あの、)完全に切れないっていうのは、その、我々がどうこうしたからってわけではないってことは、向こうの人たちも、あの、百も承知はしていてくれるので、だから、逆に、一般で栽培していた人たちよりは、もちろん意識が高い人たちのグループ・・・例えば大地の会なんかもそうなんだが、だから例えば、大地の会とかなんかだったら、その福島の応援セールとかって、まあ、いいことかどうかっていう問題はあっけっども、高齢者を中心に、なんとか協力を、じゃあ組織化すっかとかなんかっていうようなことを、あの、向こうの方でも積極的に考えてくれるし。あとは、今までこう別な組織なんかでもね、ここまで一緒にやってきたんだから、その、今までの分はきちっと支援できる体制はとるかなっていうような、もちろん、その、基準越えをしたり、そういうことではダメだし、あとは、その、基準以内だっていうことに限らしてもらうけどもっていう条件はついていいんだけども、それが、幸いなことにほとんど野菜測っても、その時期葉っぱの状態で降り注いだもの以外には、その土地に種を蒔いて作ったものからは、放射性物質はほとんど移行していないのね。だからそういう点では、そういうまあ見てきたかどうかはあれなんですが、道の駅なんかも中心にそういう検査機をいち早く導入して、で、自分たちが食べるのも、測って安全性を確認されるとか。あとは、それをなんていうの、理論の言い訳にするような人も出てこないとも限らないんで、それを言い訳にさせないようにするのには、きちっとした検査をして、これは本当に安全かっていうのを、確認する必要があるなっていうのがあったんで。”

20130518 大野達弘 4

“ご自身が、もし「有機農業とは?」って聞かれたら、どのように答えられますか?”

“だからその、そういう「有機農業」って幅が狭いような気がするね。もうちょっと人間と人間の有機的なつながりだとか、地域のつながりだとか、そういうもの全体を通したことでの「有機農業」っていうようなことの方が、この地域の人たち、その農薬多少使わざるを得ないような人だっているよね。でも、それはそれで、あの、じゃあちょっとでも少なくできたら、じゃあそれはそれでいいんでねえの、って。「絶対ダメだ」とか、ここんとこシート張ってこないようにするとかって、そこまで限定しなくちゃいけないことでもないような気がするな。いろんな人と、こう、つながりを持つっていうようなことの方が、あの、大事だよなっていう。俺は個人的にはそう感じているんで、だから、あの、今有機農業にもね、例えば、「有機農業」って栽培ができないだとか、じゃあ「特別栽培」にしようとか。あの、「減農薬」にしようとか、色んな、あの、ある種あっていいと思うんだが、その人の哲学によってそれはそれでやっていけばいいことだから。だからそれが、「この方法でねえと絶対ダメだよ」っていうようなことだと、ちょっと目先が狭いよなって感じはするね。”