閖上生まれ閖上育ちの鈴木淳子さん。震災前の閖上について、そして震災後も前向きに生きていく大切さを語ってくれました。
閖上の人の温かいつながり
Q: やっぱり人間関係とか、閖上の人達と
そうだねー、うん、けっこう繋がりはあるね。やっぱこう人の子でも怒る、いまだとおこったらなんかいろいろ言われるじゃん、そんなことねーもん、ひとの子でも他人のこでも怒ってさ、なんで怒られんのって思ったけど、やっぱ悪いことしたら悪いっていわねーとね、今の子どもなんつーか、
じゃぁもうなんか家族みたいな感じで
入居場所は市が決める
Q:避難所から仮設にうつるのはなんか手続きとか、書類書いたりとか?
うん、あったよ。あったあった。入るとやっぱ市で決めんだべね、申請はしてたけどね、ほとんど地区で決めたのかな、ここが3丁目4丁目、私は4丁目だったんだけど、そこが、プレハブの、そうかな、そっちはなんか先に入った人は、仲良かったひとは分かれるさね、さみしかったね。だからそっちにいきたいなーってね。だからそういうのはやっぱりあったね。
避難所生活、「楽しかった!」
Q: その避難所の生活ってのはどうでしたか?
やっぱり不便だよ、だけども、なんつーっつたらいいの、楽しかった。知らない人もいるけど、やっぱいざこざはあるよ、でもうん、楽しかった
Q: いろんな人と?
うん
Q: 避難所には元から知り合いの方とか?
うーん、そだね、うちの近所の人もいたし、あの、ここで、仮設入った人でも、何人か同じ避難所の人何人かいたからね。
Q: じゃぁけっこう避難所での人間関係とかつながりとか?
うん、そうね、こうA班B班C班って、分けられてて、班ごとに、あー、この人閖上だったのって、初めて会う人のほうが多かったかな。だからけっこう、結束もあったね。