20130526 渡部健光、小山要一、穴沢幸広、香坂敏也 2

(質問)特に有機のものを買う人って健康意識が高い人が多いって聞いたんですけど、やっぱり風評被害みたいなものは・・・

小山さん:ありますね。で、こっちの方でお米にしろ野菜にしろ、全て検査して、あの、放射線量っていうか、まあセシウムがどれくらい含まれてるかっていうのを検査してもらうんですけど、それで出ないっていうのがどうも信用できないらしくて。うん。まあ今は多少変わってきたんでしょうけど、えっとまあ、「1ベクレルも出ないのはおかしいだろう」っていう人が必ずいて、ええ。で、この辺は、あの風向きの関係でちょうど流れてこなかったんですね。で、まあ「福島県なのに1ベクレルもでないのは嘘だろう」っていうので、もうだいぶ客離れました。

20130526 渡部健光、小山要一、穴澤幸広、香坂敏也 1

小山さん:たぶん農業が、あんまりこう、そうだな、儲かる職業じゃなくなったってのもあるんじゃないですか。昔からすれば。昔この辺は米が主流で、えっと米は、それこそ、新潟県抜けば、日本で一番高い米作ってたんですよ。この辺は。だから、米農家であれば、何もしなくても生活できる。で、米農家って忙しいのは春と秋だけなんですよ。あとは、何もしないでいられると。だから、親父たちは結局、そういう世界で。うん。で、あの、まあ仕事もそんなに忙しくないから、息子にやらせようとは思わないし。で、息子はなんか職業作って、で、自分らは米で食ってくからいいぞって世界。昔は。で、今米はどんどん安くなっていて。で、まあこれからまた安くなるでしょうと。となると、やっぱり、まあ、お米って、毎年収量が違いますよね。収穫量とか。あと値段も毎年違いますよね。となると、まあ博打みたいなところありますんで。で、そういう職業に就くよりも、なんだ、一般の職業に就いた方がまあ生活が安定するだろうっていう発想なんですかね。まあだから、親の世代はたぶんそんなに「農家継げ」っては、今は言わないと思いますね。で、こっちの方の親の世代は、逆に言うと、米だけ作ってれば生活できるっていう世界で飛び込んだんで、おそらく喜んで飛び込んだんじゃないですか。農家に。親の世代は。ただ、まあ、私ぐらいの世代になると、もう米はもうどんどん安くなってきてたんで。やろうっていう人は、私のときはいなかったですね。私ぬかして。”

20130525 新國文英 5

僕らだけ頑張ったってだめなんだって、やっぱり日本の人たち皆さんがなんとかしてしなくちゃね、って1人1人が特にお米なんかなると僕らがいくら頑張ったって買ってくださる方がいらっしゃらない。喜んで食べて頂ける方がいらっしゃらなかったらどうしようもないわけですよね。でそれにはやはり北は北海道、南は九州、沖縄までの方が、1人1人がね、やはりおいしいお米食べましょうね、食べよう、食べようっていう風になって頂かないことにはどうしようもないじゃないですか。だからその、私はあえて真っ先にがんばろう日本になってるんです。がんばろう福島が頭じゃないんですよ。

20130525 新國文英 4

卸売会社に売っちゃう、庭先集荷所にやっちゃう、それで農協よりも、500でも1000円でもちょっと高ければそれでいいっていう方が多かったんですが、その方々がどんどんどんどん今農協へ利確販売するようになった。その最大の理由は損害賠償の問題。農協にやっちゃえば、何かあったときに農協が全部損害賠償印税をとって請求をして全部手続きをやってくれる。我が社は全部独自でやりますからね。

で損害、こちらで申請したからって全部来るわけじゃないんで、だけど私は農協に全然やってないから、自分で損害内相請求しなきゃいけないわけですね。

20130525 新國文英 3

育ち盛りじゃなくて小さい赤ちゃん、もしくは私のお腹の中に子供がいるんだというそういうお母さん、それが何言われても、どういうデータを示されても、不安なものは不安ですという。(うーん)これは、どうしようもなかったですね。
クレームじゃなくてしかたがないことなので、私はそれに今度いちいちいちいちそこまでやろうとすると、こっちの体が持たないので、ある程度お客さんを選ぶことにいたしました。だからしかたがないものはしかたがないという、そこをいつまでも頑張ってもどうしようもない部分はどうしようもない。

20130525 新國文英 2

そこで農協の単純な利確販売なり、お米屋さんへの卸売りだけをしていたのなら、やっぱり気づかないし、本当に、お客様って本当に福島のお米、会津のお米不安でしかたがないのかな、いや、そうじゃないはずなんだなっていうことが、わからないわけですよ、気づかないわけですよ。気づかなかったら、今度自分たちの自信にもつながらないわけですよ。私たち自信を持って、お米を栽培して、お届けしなかったらおかしいですよね?ちゃんとこれだけのことをやってるんだ、で結果的にも全袋検査やっても、何やっても、独自検査やっても、検出されないんだ。だから安心して召し上がってくださいっていうこと自信を持って言えないじゃない?私たちが自信を持たなくて、お客さんどうすんだよね?不安でしかたがないじゃない。

20130525 新國文英 1

やっぱり自分たちが丹精を込めて栽培しているお米は、誰に食べて頂いて、どのような評価をして頂いているのかがわかるのとわからないのとでは全く働き方が、働きがいが違うじゃないですか。

20130707 蛭田秀史 4

そうですね、はい。ここは特に観光地とかじゃないんで、レジャー施設もないんで。そういったところにこういうものを作って、お客さんに少しでも来てもらって、交流人口を増やして、田人を少しでも知ってもらえれば、って思って始めてやってますんで。他に行ってまでやろうとは思ってないですね。