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赤﨑 幾哉

赤﨑さんは小鎚中村団地の仮設住宅の会長を勤めています。仮設団地での生活や会長としての仕事と思いを語ってくれました。他の仮設団地とコミュニケーションを取りながら、みんなでイベントを開催する事に取り組んでいました。体を動かし、みんなで話し合い、狭い空間から一歩出る機会を作るために会長としての勤めを果たしています。

北上のジャパンクリエイトっていう会社が大船渡と大槌の支援員を再利用していただいて。まあ大槌から90人ぐらいかな。そして、なんていうの、見回り、各団地の。それで声かけしてもらってるのよ。特に独り住まいのおじいちゃんおばあちゃん、孤立しないようにさ。声かけてもらって、今日どうですかって。これ自治会では手が回んないからそういう所。そのために支援の人達に声かけしてもらってる。それから、こういう配布。いっぱい色んなのが来るから。そういうのを支援の人達にしてもらってるから。だからその人達からいろいろ情報を聞いたりね。であんまり、そうだからってこう、個人の家に土足で上がるわけにいかないから。ある程度の距離をとりながら、様子を伺ってね。そんでまあ、こういう事がありますから出るだけ出て来ないですかってさ。だけど、来る人はだいたい決まってるな。

でまあ、いずれ目的は、孤立しないように、孤独にならないようなね。そういう事でまあ、こういうような事業計画。みんなで出し合ってね、何々が必要なんだべが、って。

あとその、赤い羽共同募金会から10万円の事業費、助成金がするという事で申請して。で何を買ったらいいかっつったら、やっぱり男の人達に出て来てもらう為には、カラオケがいいだろうと。それで、カラオケのこのDVDを、あれを設置したの。電気屋さんから、ね。だからそれで毎週、これ見れば分かるように、金曜日の午後1時半から3時半までここ。ね、昼は。で今度働いてる人達のためにも第一、第三土曜日の7時からここでやると。夜は、コレ。
スナックに変わって。
スナック変わりする。そのうちにミラーボールを付けるかどうか、知らんっちゃ。
クラブにする。(笑)
いずれクリスマス、あ、忘年会は色々この、窓に飾って女の人たちがいろいろ工夫してやるってからさ。そしてやろうと思ってたよ。
ホステスはおばあさん達がそう。
うん、そうそう。

ここの仮設住宅に入居はして、生活何年経つかわからないが、いずれはここを出る訳だ。4年後か5年後か。その時に今よりも少しでも健康な状態で、ね。足腰が弱らない状態で退居しましょうっていうのが目標でさ。

一番ね、避難所で。私の体感で避難したんだけども。困ったのはね、国鉄式のトイレが使えなかったのよ、じいちゃんおばあちゃん、膝が悪くて腰が悪くて。トイレ。水洗じゃないから、今のようなね。だっこれが大変だったよ。つくづく足腰が丈夫じゃないといけないなぁと思ったよ。だっそういう事もあってね。普段からまず運動不足が祟るんだけど。ちょっとした運動でいいのよ。それをね、毎日繰り返してやらないと効き目がないから。

浜の人達が浜で生活、こちらもそうなんだ安渡っていう浜、赤浜とかさ。吉里吉里とか。そういう浜で生活した人達が全く山の中、田んぼの中にいるっちゅう事はさ、まず摩訶不信不信、夢でさえ見ない事が現実になったんだから。言うよ、毎日海を見て生活してた人がここ来たら、とたんに海がねぇが、おかしくなるって精神的に。

あのね、浜の人が、例えばこの奥に新山っていう山があるでしょ、風車があるのね。そこまで行くのにここ通ってくのはいいのよ、まだ海陸。そうじゃなくて毎日こういうとこにいるっていう話だもん、それはゆるくないよ。

(やっぱりここ海辺にすぐ近くに住んでた方々は戻りたいって。同じ場所に戻りたいっていう)

本音でしょ。ただああいう大津波はヤダからね。それはあの、それこそトラウマ、外敵、神経外傷症候群とかって名前があるのが。地震が来ると、こないだみたいにさ。はっ!あの津波だ!って一瞬思うがな。私も、ね。ここにいるってつい忘れてさ。えっ、津波だ、って一瞬思うよ、瞬間的に。あっ、でもここは上流に来てるんだから、家から5キロも離れてる所の上流に来てるんだから大丈夫だ、って思った。でも瞬間的にやっぱりもう、またあれか。

少々悪いでもね、海の見えるとこで生きたいなって思うよ。とりあえずね、潮風があたらなければ.. カモメのね、鳴き声.. ねぇしさ。やっぱり少々流されてもええからちょっと海の見えるとこがいいな、と思うよ。こんなとこに来て初めて分かるんだけどさ。今まではね、それがね、何とも思わねぇでさ、あれだったけども。

一番あの、進歩しないのは大槌だよ。でましてやね、その、山を崩す、畑を崩して土地を作ってってもねえから。その… 所有者が行方不明だとかさ。そういった山畑が多いもん。だから崩してどう…

まあ、顔合わせは、おーいここはいつ家建てる土地になるんだっぺぇな。そんな話だけだ。ところが、草が覆いってっけどもね、嵩団の一本も置いてねぇのさ。道路だけね、キレイな道路出てっけどさ。んだから、一番ね、岩手県でもここ一番遅いでね。ひとつかみもの村も建ってねぇんだもん。だから近所以外の人はさ、おーい大槌が発展してねぇのは金がねえのか、それとも知恵がねえのかって。ほんでどっちもねえと思うよ。
実際今ね、柳田事務局長がお話するようにね、町長以下39人の役員がやられた訳さ。でこういうのがね、まず行政として完全にストップしたのね。3日間ぐらいは、去年の3月ね、3日ぐらい大槌の情報が発信されなかったんだよ全国に。だから千葉にいる娘たちも、亡くなってたと思ってた訳だから。はっきり言ってね、情報がないんだもん。そのぐらいずーっと遅れて。それが今でも尾を引いたち、今おっしゃったように、土地の所有者が。討究されてない所が、いっぱいある。その、前に持ってた人を尋ねたら何十年もかかるのよ。そういう事も復興を遅らせてる原因だと私は思ってる。

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